#SSL証明書 | ネットバンキング被害 4 倍に 「ワンタイムパス」 破る
インターネットバンキングの口座から預金を不正送金する被害が前年比4.4倍の20億3200万円(暫定値)に急増したことが、警察庁のまとめで分かった。
「ワンタイムパスワード」を破る手口が横行し、被害額は4年ぶりに増加した。
金融機関は不正送金を防ぐため、顔や指紋で本人確認する生体認証の普及を急いでいる。
犯人側がSMS(ショートメッセージサービス)で、銀行の偽サイトに利用者を誘導してIDと固定パスワードを盗み取ったうえ、その情報を基に正規のネットバンキングにログイン。銀行から利用者にワンタイムパスワードが送られるタイミングに合わせ、偽サイト上に新たな画面を表示し、ワンタイムパスワードも入力させる手口だ。